ACCSのウェブサイト等で公表されているソフトウェアやフォントの不正利用に関するACCSの会員企業の和解事例をご紹介します(ACCSは、正式名称を一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会という業界団体です。同団体の所属企業については「ソフトウェア不正利用の損害賠償対応業務」というページでご説明していますのでご参照ください)。
このページの目次
1.東京都所在のキャラクター商品取扱会社の事例
- 和解成立時期
2019年5月頃 - 権利者(会員企業)
株式会社モリサワ
- 事案の概要
株式会社モリサワのデジタルフォント411本を不正にインストールしていました。
- 和解金額
約1100万円
2.山梨県所在の医療機関の事例
- 和解成立時期
2014年4月 - 権利者(会員企業)
マイクロソフトコーポレーション
ファイルメーカー株式会社
株式会社モーリン
- 事案の概要
上記権利者のソフトウェア411本を不正にインストールしていたところ、ACCSの通報窓口に寄せられた情報により当該不正インストールが発覚しました。
- 和解金額
約2500万円
3.職業訓練実施機関の事例
- 和解成立時期
2014年4月 - 権利者(会員企業)
Adobe Systems
- 事案の概要
商業目的の使用が禁止されている体験版のソフトウェアを商業ソフトウェアで使用していたところ、ACCSの通報窓口に寄せられた情報により当該不正使用が発覚しました。
- 和解金額
約700万円
4.家電量販店の事例
- 和解成立時期
2013年10月 - 権利者(会員企業)
アドビシステムズ インコーポレーティッド
株式会社ジャストシステム
マイクロソフトコーポレーション
株式会社モリサワ
弥生株式会社 等
- 事案の概要
上記権利者のソフトウェア864本を不正にインストールしていたところ、ACCSの通報窓口に寄せられた情報により当該不正インストールが発覚しました。
- 和解金額
約5200万円
5.奈良市の事例
- 和解成立時期
2010年6月 - 権利者(会員企業)
アドビシステムズ インコーポレーティッド
オートデスク・エイジア・ピー・ティー・イー・リミテッド(オートデスク株式会社)
株式会社ジャストシステム
マイクロソフトコーポレーション 等
- 事案の概要
上記権利者のソフトウェア約280本を不正にインストールしていたところ、ACCSの通報窓口に寄せられた情報により当該不正インストールが発覚しました。
- 和解金額
約4300万円
私は、これまで数十社からソフトウェア不正利用の損害賠償対応に関する案件のご相談をお受けしており、その豊富な知識と経験に基づき、ACCSへの対応に関するご相談をお受けしたり、代理人としてACCSとの交渉を行うことが可能です。
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