BSAのウェブサイト等で公表されているソフトウェアの不正利用に関してBSAの会員企業が証拠保全の申立てを行った事例をご紹介します(BSAについては「ソフトウェア不正利用の損害賠償対応業務」というページでご説明していますのでご参照ください)。
このページの目次
1.熊本市所在のメディア業者の事例
- 証拠保全の申立時期
2014年2月 - 裁判所
熊本地方裁判所 - 権利者(会員企業)
マイクロソフト コーポレーション - 事案の概要
BSAの通報窓口にソフトウェアの違法コピーに関する情報の提供があったため、上記権利者が上記業者に対してソフトウェアのインストール状況及びライセンスの取得状況の調査を依頼しましたが、上記会社から何ら回答がなかったことから、上記権利者は証拠保全の申立を行いました。
2.大阪府所在の広告業者の事例
- 証拠保全の申立時期
2013年1月 - 裁判所
大阪地方裁判所 - 権利者(会員企業)
マイクロソフト コーポレーション
アドビ システムズ インコーポレーテッド - 事案の概要
BSAの通報窓口にソフトウェアの違法コピーに関する情報の提供があったため、上記権利者が上記業者に対してソフトウェアのインストール状況及びライセンスの取得状況の調査を依頼しましたが、上記会社から具体的な調査結果を伴う回答がなかったことから、上記権利者は証拠保全の申立を行いました。
3.静岡県所在の食品販売業者の事例
- 証拠保全の申立時期
2012年4月 - 裁判所
静岡地方裁判所 - 権利者(会員企業)
マイクロソフト コーポレーション
アドビ システムズ インコーポレーテッド - 事案の概要
BSAの通報窓口にソフトウェアの違法コピーに関する情報の提供があったため、上記権利者が上記業者に対してソフトウェアのインストール状況及びライセンスの取得状況の調査を依頼しましたが、上記会社から具体的な調査結果を伴う回答がなかったことから、上記権利者は証拠保全の申立を行いました。
4.栃木県所在のメーカーの事例
- 証拠保全の申立時期
2012年1月 - 裁判所
宇都宮地方裁判所栃木支部 - 権利者(会員企業)
マイクロソフト コーポレーション
オートデスク インク
アドビ システムズ インコーポレーテッド
ダッソー・システムズ・ソリッドワークス・コーポレーション - 事案の概要
BSAに違法コピーの実態に関する詳細な情報が寄せられ、また上記メーカーにおいて役員が組織内違法コピーを主導していたことが推測されたことから、上記権利者は証拠保全の申立を行いました。
5.東京都所在の旅行会社の事例
- 証拠保全の申立時期
2009年8月 - 裁判所
東京地方裁判所 - 権利者(会員企業)
アドビ システムズ
ファイルメーカー
マイクロソフト - 事案の概要
BSAの通報窓口にソフトウェアの違法コピーに関する情報の提供があったため、上記権利者が上記業者に対してソフトウェアのインストール状況の調査を依頼しましたが、上記会社は具体的な調査結果を伴う回答がないばかりか証拠隠滅等のおそれがあったことから、上記権利者は証拠保全の申立を行いました。
A対応に関する案件に多く携わった経験があり、BSAへの対応に関するご相談をお受けしたり、代理人としてBSAとの交渉を行うことが可能です。ご相談をご希望される場合は、問い合わせフォームにてお気軽にお問い合わせください。